前回の「なぜ」から
前回のコラムの最後に、こう書いた。セット球の傾向を軸に予想するようにしても、7つの本数字のうち3つ程度しか当たらない。一体なぜなんだ、と。
12年間、毎週考えてきた問いだ。今回は、感覚ではなく数字で確かめてみることにした。このサイトは第22回から、毎回10通り前後の予想を出して、当選番号との照合を記録してきた。その数、第696回までで675回分・6,691口。これを1口ずつ数えてみた。
6,691口を全部数えてみた
1口の予想のうち、本数字がいくつ当たったか。その割合を、「37個の中からでたらめに7つ選んだ場合」と並べてみた。でたらめに選んだ場合の割合は、計算で出せる。
| 当たった本数字 | このサイトの予想 | でたらめに選んだ場合 |
|---|---|---|
| 0個 | 19.67% | 19.77% |
| 1個 | 40.53% | 40.37% |
| 2個 | 29.20% | 29.07% |
| 3個 | 9.25% | 9.32% |
| 4個(5等) | 1.26% | 1.38% |
| 5個 | 0.09% | 0.09% |
| 平均 | 1.322個 | 1.324個 |
見てのとおりだ。ほとんど同じである。
1口あたり、平均で1.3個。1個か2個当たるのが、一番よくある結果で、合わせて約7割。3個以上当たるのは、1割ほどしかない。「7つ中3つがやっと」というのは、私の予想が悪かったのではなく、ロト7ではそれがふつうだったのだ。
選び方の問題ではなかった
ついでに、長年なんとなく信じてきたことも、いくつか数えてみた。
- 最近よく出ている数字は、次も出やすいのか:過去20回の出現率で数字を分けて比べても、どの数字も次の回に出る割合は約19%。37個から7個が選ばれるので、どれを選んでも7÷37=約19%になる
- ボーナス数字は、次の2回までに絡みやすいのか:2回以内に本数字で出た割合は33.6%。ボーナスではなかった数字(34.3%)と変わらなかった
どれも、でたらめに選んだ場合と同じだった。前回「裏操作があるのでは?」と囁かれるのも無理はない、と書いたが、少なくとも数字の上では、偏りは見つからなかった。ロト7の抽選は、きちんとでたらめに行われている、ということだ。
つまり、どの数字を選んでも、1口あたりの当選確率は同じ。予想の方法をどれだけ工夫しても、ここは変えられない。
それでも変えられることがあった
では、何もできないのか。数えているうちに、1つだけ気づいたことがある。
このサイトの10通りの予想は、似ていたのだ。たとえば第697回の10通りでは、15が7通りに入っていた。こうなると、15が外れた週は、7通りがまとめて外れる。
1口の確率は変えられない。でも、10口の組み方は変えられる。37個の数字を、トランプを配るように10口へまんべんなく配り、同じ数字がなるべく重ならないようにすれば、1口が外れても別の口が当たる可能性が残る。
この配り方を、過去の675回に当てはめてみた。
| 10口の作り方 | 6等以上が当たった週 | どれかで3個以上当たった週 |
|---|---|---|
| これまでの予想 | 28.6% | 65.5% |
| でたらめに選んだ10口 | 32.4% | 68.0% |
| まんべんなく配った10口 | 38.8% | 79.3% |
当たる週が、およそ3週に1回から、5週に2回に増える。5週のうち4週は、10口のどれかで本数字が3個以上当たる。
ただし、当たりの総数が増えるわけではない。1週あたりの当選口数は、どの作り方でもほとんど同じだ。変わるのは、当たりがばらけて、全部まとめて外れる週が減るということだけである。
それでも、1等ではなく5等・6等をこつこつ拾いたい人には、この違いは大きいと思う。そこで、次回予想の「購入組み合わせ10選」は、第697回からこの配り方に切り替えた。
これからのこと
過去のデータで良く見えた方法が、これからも良いとは限らない。過去に合わせて作った方法は、どうしても過去には強く見えるからだ。
だから、第697回からの10口の成績を、外れも含めて記録していく。20回分たまったら、またこのコラムで答え合わせをしたい。
※当サイトの予想は、過去の抽選結果を集計したもので、当選を保証するものではありません。購入は無理のない範囲でお楽しみください。